こんにちは。
今回は少し変わった飛行機のモデルをご紹介します。
B747SPは1973年に登場した少し古い機体です。
SPとは「Special Performance」の略です。
この角度の写真では何がスペシャルなのかもわかりませんね。
横からの写真ですぐにわかります。
横からの写真です。
皆さんが想像するB747と比べるとかなり違和感を感じると思います。
胴体が短く、垂直尾翼がデカいです。
クソコラ感が出てる画像ですが、もちろん加工はしてません。
そう、これがB747SPという飛行機なんです。
胴体を主翼の前後で14.33m短縮すると共に、重量を減らして、航続性能を延長させることを狙ったそうです。
更に、長距離路線の需要に対して通常型の747だと機体が大きすぎるという声に応えた機体でもあります。
後ろから。
現行塗装で飛んでた時期もあったみたいですが、旧塗装でモデル化。
この塗装もかっこいいです。
SPは古い機体ですが、政府専用機になって今でも飛んでる機体があります。
ちょっと前に羽田にも飛来しました。
めちゃくちゃ見に行きたかったんですが、用事があって行けませんでした。
胴体が短くなり、短いモーメントで十分な舵の効きを確保するために大型化したみたいです。
機首付近。
顔の造形は完璧です。
ピトー管などの細かい塗装もされてます。
コックピット窓の下にワイパーも印刷されてます。
「QANTAS」の後ろにSPと書いてあり、B747SPであることが協調されてます。
エンジンカウルにカンタスロゴが印刷されてました。
ロールスロイスのロゴも入ってるのはよく実物を見てますね。
この機体には「RB211-524B2」というロールスロイス製のエンジンが搭載されてます。
主翼から前の部分も短縮されてるのでここからのアングルも少し違和感が・・・
胴体後部に「Official Carrier Brisbane」という塗装。
機番はVH-EABです。
胴体の下半分がポリッシュドスキンなのいいですよね。
B747クラシックの特徴であるHFアンテナも再現されてます。
もしB747クラシックのモデルを買う時は、ここの扱いに細心の注意を払って下さい。
私は別のモデルで折ったことがあります・・・泣
モデルの大きさは14㎝くらいです。
パッケージです。
4147円で買えるなんてお買い得。
最後は恒例の「~と一緒に撮影」のコーナー。
B747-8の記事は以下URLからどうぞ↓
最長の747と最短の747の共演です。笑
垂直尾翼も大きさが違います。
うーん・・・
-8と並べてしまうとSPの胴体の短さが目立ちますねぇ。
-8の全長が74.2mでSPが56.3mなので、その差17.9m。
こんな並びができるのもモデルならではです。
いかがでしたでしょうか?
「こんな飛行機あったんだ」と初めて知った方もいらっしゃると思います。
そんな方はぜひ知り合いに「こんなクソコラみたいな飛行機がいたんだよ。747SPっていう飛行機でね・・・」と知識を披露しちゃってください。
あわせてモデルもいかがですか?
他の航空会社のSPもモデル化されてますので。
次回もよろしくお願いします。