こんにちは。
今回はデアゴスティーニ JAL旅客機コレクションからB737-400をご紹介します。
モデル化される機会の無かったJAL EXPREEの塗装が発売されました。
よく「JEX(ジェックス)」と呼ばれていたエアラインです。
2014年にJAL本体に吸収されてますので現在は存在しない会社ですが、統合前は羽田空港を拠点に地方路線を主に飛んでいた子会社です。
機番は同じですが塗装違いの2機セットで発売されました。
JEX初代塗装から見ていきましょう。
私世代の人には馴染みの無い塗装です…
古い月刊エアラインで見たことあるな、というレベル。
横から。
モデルのクオリティーは価格相応といったところ。
安いモデルあるあるのギアが大きくて全体のバランスが崩れる現象が起きてます。
このモデルの場合はノーズギアがデカくて機首上げ姿勢になってしまっています。
後ろから。
モデル造形に関しては正直微妙ですが、塗装は頑張っている方だと思います。
小さいサイズのモデルながら細かい塗装は意外と施されてますし文字も読むことが可能です。
機首付近。
明らかにノーズギアが大きくて全体のバランスを崩してます。
どうしてもパーツ精度の低い安いモデルになるとこれが起きてしまいます。
コックピット窓も実物とは大きくかけ離れてます。
B737はもう少しイケメンだったかと…
参考に機番は違いますが同型機の実機写真を張っておきます。
機体後方。
下部にある「Boeing 737」の文字も印刷されてるのは意外と優秀。
胴体以外の各翼のパーツ処理は意外と綺麗かもしれません。
機体前方のJEXロゴから垂直尾翼に伸びる灰色の帯がカッコイイです。
上から。
主翼上部の塗装はしっかりされてました。
お次は2代目塗装のアーク塗装を見ていきましょう。
先程のJEX塗装と同じモールドで作られてますのでクオリティーは同じですね。
相変わらずのノーズアップでVrを迎えてるようです。
こちらも塗装は良さそうです。
再現が難しい胴体のクリーム色の様な白はかなり実機に近いのではないでしょうか。
ノーズギアの大きさに目が行きがちですが他の細かい塗装を見ると、再現を頑張っているのは見受けられます。
L1ドア横のワンワールド塗装や郵便ロゴもしっかり印刷されてます。
機体後方。
こちらも機番はJA8999で同型機です。
ちなみにJA8999は2009年までJEXに在籍後、JTAに転籍したみたいです。
偶然セントレアで撮影してましたが、JTAでは旧南西航空の復刻塗装としても活躍してました。
エンジン内部はファンブレードの再現は造形でなされてますが、塗装は上手くされてないようです。
B737の特徴であるオニギリ型のエンジンカウルは再現されているのが分かります。
最後は両塗装一緒に。
B737-400は既に日本の空から姿を消しており、その役割はB737-800は引き継いでます。
引退した機体、マイナーな塗装となるとこの先もモデル化されることはほとんど無いと思いますが、クオリティーはどうであれこういった形で手に入れれたのは大きいですね。
いかがでしたでしょうか。
クオリティーこそはそこまで高くないものの塗装は頑張っていたと思います。
如何せん1つ約1500円のモデルですからね…
何よりマイナーな塗装のモデルを新品で手に入れれるという事に価値があると思います。
まだ在庫のあるところはありそうなので気になる方は是非お早めに。
次回もよろしくお願いします。
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