こんにちは。
今回はデアゴスティーニ JAL旅客機コレクション MD-87のご紹介です。
MD-87はJALのアーク塗装でも活躍していましたが、今回はJAS時代のレインボー塗装を纏って登場です。
2008年にJALにて全機退役となり日本の空からは姿を消しましたが、後方にエンジンを2発搭載した特徴的なスタイルからまだ記憶に残っている方も多くいるのではないでしょうか?
横から。
この巻は全体的に良くできていて造形、塗装共に綺麗に仕上がっています。
横から見ると胴体が短く見えますが、MD-87はMD-81の胴体を短縮して航続距離を長くした派生型となっています。
後ろから。
エンジン後方搭載、T字翼の採用はMDシリーズの大きな特徴ですね。
このレイアウトを採用することで、エンジンの主翼吊り下げ式機体と比較すると高さを低く抑えることができ、地方空港ではタラップ車等の補助を受けずに乗客の乗り降りができます。
実際にこの機体もL1ドア下にエアステア(内臓タラップ)を装備しています。
それがモデルでも再現されており、L1ドア下にステアの格納部分が確認できます。
テールコーン下部にもエアステアが装備されており、前方、後方から乗り降りができたみたいです。
その他にも塗装やコックプット下のストレーキの再現がしてあり、モデルとしてのクオリティーは高いと思います。
ノーズギアが少し大きめなのはサイズの小さい機体ですので仕方が無い部分だと思います。
機体後方です。
機番はJA8278で、1988年に登録されたようでJAS時代におけるMD-87初号機だそうです。
MD-87は細長いJT8Dエンジンを搭載しています。
MD-90のエンジンに比べると太さが違いますね。
MD-90の記事は以下URLからどうぞ↓
最後にTDAのMD-81と並べてみましょう。
こうしてみると胴体の長さはだいぶ違いますね。
それにしてもMDシリーズ×レインボー塗装は本当に愛称が良いですね。
カッコいいです。
いかがでしたでしょうか。
モデル自体は良くできていると思います。
恐らくJC WingsやPhoenixが発売しない限り、この機体の1/400スケールが購入できる機会はこの先無いと思うので気になる方はお早めにお買い求め下さい。
次回もよろしくお願いします。
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