~Sempre~

趣味は散財だ

ジェミニジェット Norwegian Air Shuttle B787-9 EI-LNI 1/400スケール GJNAX1563

こんにちは。
今回は今年のクロスウイング福袋に入ってたモデルのご紹介です。
イメージ 1
相変わらずどこの航空会社やねんというモデルが入ってました。
機種はB787-9です。
気になる航空会社名は、「ノルウェーエアシャトル」というらしいです。
社名からも分かるようにノルウェーLCCらしいです。
保有機数は約90機弱と意外と大きい航空会社でした。
このモデルを手にして初めて知りました。
 
イメージ 2
イメージ 3
横から。
-9なので-8より少し長めの胴体。
さすがはGemini製。
アンテナ類の再現もしっかりされてます。
B787主翼は従来機と比べて大きくしなるため、モデルでも地上姿勢Ver.と飛行姿勢Ver.が出たりするのですがこれはどちらを再現してるのでしょうか?
若干しなっているので飛行姿勢でいいのかな?
 
イメージ 4
イメージ 5
後ろから。
レジ番は「EI-LNI」でした。
日本の機体はほとんどが機番に数字を使っているので全部アルファベットだと違和感があります。笑
塗装もしっかりしていてクオリティが高いです。
「Dream Liner」のロゴも印刷されてます。
 
イメージ 6
写真を見て気になっている方もいると思います。
垂直尾翼の人物に・・・
これがノルウェーエアシャトル塗装の最大の特徴らしいです。
アラスカ航空垂直尾翼に描かれてるおっさんのように全機同一人物を塗装するのではなく、各機体によって描かれる人物が違うようです。
故に他のB787には別人物が描かれています。
ノルウェーの偉人さんが選ばれているようです。
各機体によって塗装変えるのは整備コストが大きくなったりしないのでしょうか?
どちらにせよおもしろい塗装です。
 
イメージ 7
機種付近。
先端だけ赤い塗装も目を引きますね。
垂直尾翼の塗装に並び特徴的な塗装です。
ギア周りもきれいに仕上げてあります。
エンジンカウルにロールスロイスのロゴが見えます。
ということはTrent1000シリーズのエンジンを搭載してますね。
最近FAAからこのエンジンに関するAD(Airworthiness certificate)が発行されました。
日本でいうTCDです。
脱線しますがこのお話をしましょう。
どうやらロールスロイスが、特定の気温、高度で高出力運転を行うと、Intermediate Pressure Compressor (IPC) stage 2 bladesに振動が発生することを見つけたようです。
このブレード振動によりブレード損傷またはエンジンシャットダウンが起こる可能性があるとのこと。
ということは片方のエンジンがフェイルした場合、もう片方のエンジンの出力を大きくするので、One Engine Operationの場合はこの影響が出てきます。
ですからTrent1000エンジンを搭載するB787にはETOPSと重量の制限が課されたようです。
このモデルになってる機体はETOPSは取得してなさそうなので、重量のほうが懸念材料になる可能性があります。
下のURLが今回FAAが発行したADです。
 
イメージ 8
少し専門的な話も入りましたがいかがでしたでしょうか?
恐らくこのモデルが欲しい!という方は少ないかもしれないですね…
このエアライン自体を知ってる人がそんなに多くはないと思うので。
私もその一人です。笑
福袋を通していい勉強になりました。
ということでこのモデルを推すのではなくクロスウイング福袋を推したいと思います笑
 
次回もよろしくお願いします。