こんにちは。
今回はGemini Jetsのウエスタングローバル B747をご紹介します。
私のような「にわかスポッター」だとこの飛行機を実際に見たことがないのですが、皆様は実機をご覧になったことはありますか?
航空無線を聞いてるとそのコールサインはよく耳に入るので気になっている機体でした。
そんな時に偶然訪れたクロスウイング 倉敷店にこんな棚が。
運搬中に破損、検品で傷が見つかったモデルが訳あり価格で販売されていました。
その中を物色してみるとウエスタングローバルのモデルがあったので購入。
パッケージ無し、機体上部アンテナが若干歪んでいたためセール価格になっているようです。
セール品には全て矢印シールが貼られていて破損個所がすぐに分かるようになっています。
さらにレジでスタッフさんが訳アリの理由を説明してくれるのでこちらは納得して購入することができます。
こういう所が流石クロスウイングさんだなぁ~と思いました。
全日空商事のFlap Downモデルは買ったことがありますが、ジェミニ製は購入したことが無かったのでお試しで買うのにもちょうどいい価格でした。
にしても2750円って安いですよね…
では早速モデルを見ていきましょう。
先ずは横から。
もう何も言う必要が無いくらい完成度の高いモデルです。
造形、塗装、アンテナ類の再現は素晴らしいの一言です。
後ろから。
B747の存在感は1/400スケールになっても圧巻です。
カッコいいです。
後方部分です。
訳ありになっていたアンテナ部分は何がダメだったのか分からないくらい自然に付いてます。
ちなみにウエスタングローバルはアメリカのフロリダ州に拠点を置く会社みたいです。
フレイターらしくシンプルですがカッコいい塗装ですね。
機首前方です。
顔の造形は完璧だと思います。
飛行機マニアの方はB747-400BCFという名前から分かってしまうと思いますが、元々旅客機として飛んでいた機体を貨物機に改造したものです。
BCFとは(Boeing Converted Freighter)の略で、すなわちボーイング社の旅客機から貨物機(フレイター)への改修プログラムの呼称です。
モデルをよく見ると客席の窓の跡がありアッパーデッキ(2階部分)はB747-400Fに比べると長いのが分かります。
こういう所を再現してあるのは素晴らしいですね。
元は旅客機として飛んでいたのでどのエアラインで活躍していたのかこの機体のレジ番「N344KD」で調べてみるとなんとJALの機体でした。
JALの頃は「JA8902」として飛んでいてJAL時代にフレイターに改造されたようです。
偶然買ったモデルが日本とのつながりがあるとなんだか嬉しいです。
さてさて皆さんも一番気になっているであろうフラップ/スラット部分を見ていきましょう。
フラップは中々複雑な形をしてますが上手く再現されてると思います。
フラップ部分のパーツを触ると冷たくないので別パーツを主翼に取り付けているんでしょうか??
塗装の液ダレか接着剤かは分かりませんが2段目のフラップの隙間が埋まってしまっているのは少し気になりますね。
スラット部分です。
こちらは特に違和感なく仕上がってます。
触ると冷たいので主翼と一体型になっているでしょうか。
747サイズになるとフラップもこの迫力です。
私はTouch Down後のFlapやSpoilerが全開のConfigurationを前や後ろから見るのが最高に好きです。
綺麗な写真ではなく機種が違います(B767)がこんな感じですね。
この瞬間が好きです。
B787とかAileronまで立ってますもんね。
Fly by wireの恩恵です…
いかがでしたでしょうか。
是非ともスタンドを使ってディスプレイしたいモデルです。
私はFlap Downモデル等「動き」のあるものはコレクション対象ではないのですが、安く購入出来て良かったです。
訳アリとはいえ8580円のモデルが2750円ですからね…
GeminiのFlap Downモデルを試しに手に入れたいという欲も満たせて満足です。
日本とも繋がりのある機体ですので気になる方は是非お買い求め下さい。
次回もよろしくお願いします。