~Sempre~

趣味は散財だ

Aviation400 ANA B777-300ER Star Wars BB-8 ANA Jet JA789A 1/400スケール WB4016

こんにちは。

今回はアビエーション400製のANA B777-300ERをご紹介します。

通常のトリトン塗装ではなくスターウォーズ特別塗装です。

作中に出てくる「BB-8」というキャラクターを機体に施した塗装です。

スターウォーズを観たことがないのでキャラクターの紹介は割愛です…笑)

 

実機はこの様な感じです。

デザインの派手さとB777の大きさもありエプロンではかなり目立ってました。

2022年の3/31をもって退役してしまいましたが、2016年から就航していたようなので約4年間は飛んでました。

遂に全日空商事から1/400スケールのオフィシャルモデルが発売されることはなかったので非正規品を購入しました。

 

ではモデルを見ていきましょう。

先ずは横から。

Aviation400のモデルは初めて購入したのですがクオリティの高さに正直びっくりしています。

造形、塗装の質や細かい文字の印刷、アンテナ類の再現など完璧に仕上がっています。

 

後ろから。

どこからみても造形や各パーツのサイズ感は素晴らしいと思います。

Aviation400もそうですがPhoenix、JC、NG Modelなどの非正規品勢のクオリティの高さには驚かされます。

しかも価格が46.99ドルでしたので日本円で約5400円です。(購入時は1ドル=115円)

恐らく全日空商事から発売されたら余裕で10000円は超えるでしょう。

価格面でもオフィシャルモデルは苦戦を強いられますよね…

 

機首付近。

細かい印刷がしっかりされています。

顔の造形は実機並みだと思いますし、コックピットの再現度も高いです。

ギア周りのパーツ処理も完璧です。

 

驚かされたのはアンチコリジョンライト(機体上部の赤いライト)が印刷ではなくクリアパーツを使い再現されていることです。

1/200スケールでは良く見られることですが1/400スケールでは初めて見ました。

 

機体後方です。

最近のモデルではアンテナの再現が当たり前になりましたね。

すごい事です…

アンテナ、アンコリライトの再現でビックリしていたら更にビックリポイントを見つけました。

B777は機体最後部にAPUの排気口がありますが、普通のモデルだとここは色の塗分けで再現されます。

しかしこのモデルは色の塗分けだけでなく凹があり本当に穴が開いているように見えます。

今や非正規品メーカーはここまでのクオリティに仕上げられるようです。

 

エンジン周りです。

エンジンの取付角は完璧ですし、当然の様にファンブレードは抜けてます。

文句の付け所がないです…

 

B777-300ERといえばエンジンカウルに誇らしげに書いてある「GE90」のロゴが特徴的ですがもちろん印刷されています。

エンジンの再現度も高いです。

 

パッケージはこのようなデザインです。

見慣れたAviation400の箱ですね。

 

横や後ろを見てもどこにもライセンス関連の記載がありません。

ボーイングからのライセンスさえ取得してないのでしょうか?

加えてANAとディズニーからも取得しなければ本当はこのモデルは発売できないはずです。

ここが飛行機モデル界隈の闇ですね。

 

ちなみに全日空商事からはR2-D2 Jetの1/400スケールモデルが発売されましたが、まさかのモデルに版権元のロゴが印刷されてました。

コレクションとして買うのにこんなところに印刷するな!と思いますが、それくらい権利関係は面倒なのでしょう。

このモデルの詳細は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

最後はスターウォーズジェット全機一緒に。

全て非正規品となってしまいましたがスターウォーズ塗装は全機揃えましたので、また後日ご紹介します。

 

いかがでしたでしょうか。

Aviation400は初めての購入でしたが、まさかここまでのクオリティとは思いませんでした…

今後全日空商事からオフィシャルモデルが出たとしてもここまでのクオリティにはならないかもですね…(そもそも発売されることは無いか)

日本国内の模型店では日系企業の非正規品は購入できませんので、このモデルが欲しい方は海外通販サイトかフリマサイトで購入して下さい。

 

次回もよろしくお願いします。

 

JC Wings FDA E170-100STD JA01FJ 1/400スケール

こんにちは。

今回はJC Wings製のFDA(フジドリームエアラインズ) E170のご紹介です。

FDAのモデルは当ブログで初登場となります。

簡単にFDAについてご紹介すると、静岡/名古屋小牧空港を拠点とし地方路線をE170/E175で運航するエアラインです。

写真は名古屋小牧で撮影したものですが、各機体違うカラーが採用されています。

関東圏には定期便を持たないので、関東在住の方にはあまり馴染みのないエアラインかと思います。

(一応チャーター便では羽田や成田に就航実績があるようです。)

FDAには乗ったこともあるので、搭乗記は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

横から。

価格は約50ドルでしたのでクオリティーは高いです。

カラーはレッドで、FDAの初号機となります。

機番はJA01FJです。

 

後ろから。

塗装や造形はこのモデルサイズながら良く出来ています。

1号機はE170なのでE175より胴体が少し短いです。

 

エンジンブレードはこのサイズなので抜けてはいませんが、造形で再現されています。

 

胴体前方には大きく「FDA」と書いてあります。

1号機はシャトレーゼと提携しているようで、コックピット窓下にシャトレーゼのロゴが見えます。

このモデルサイズにこれを印刷するのはすごいですね…

 

機体後部です。

塗装や文字の印刷は安定したクオリティーです。

ボケてしまって見にくいですがウィングレットにもシャトレーゼのロゴが印刷されています。

 

パッケージはこんな感じです。

JC Wingsらしくオレンジ色の簡易的なパッケージです。

またJC Wingsなのでもちろん非正規品。

FDAタミヤ製の1/100スケールとF-toysの1/300スケールのモデルを自社で展開していますが、今のところ旅客機モデル王道の1/200、1/400、1/500スケールのオフィシャルモデルは発売されていません。

やはりオフィシャルモデルが欲しいので、FDAさんよろしくお願いします…

 

デアゴスティーニのE170と比較してみましょう。

パッと見るとあまり違いが無いように見えますが、よく見るとクオリティーの差には大きく開きがあります。

 

顔の比較です。

JC Wings製は良く出来ていますが、デアゴスティーニ製は別の機体かと思うほど…

ノーズギアのサイズ感も全く違います。

 

細かい印刷も圧倒的にJC Wings製に分があります。

値段は倍近く違うので比べる事自体検討違いですが…

JALUXさん、オフィシャルモデル期待してますよ。

(一応デアゴ製モデルはライセンス品ですが、非正規品よりクオリティーが低いのは残念です泣)

 

最後はホワイトカラーの12号機と一緒に。

JC Wingsは仕事が早く、FDAの1/400スケールモデルも既に1、2、10、12、13号機が発売されています。

しかもこのクオリティーを維持し、E170とE175の胴体の長さ違いまで再現しています。

一応全て購入しているのでまた後日ご紹介します。

 

いかがでしたでしょうか。

非正規品とはいえクオリティーは高いです。

オフィシャルモデルを期待したいですが恐らく難しいでしょう。

海外サイトのezToysを見ると各色売り切れているので需要はあると思いますが…

気になる方は是非お買い求め下さい。

 

次回もよろしくお願いします。

 

デアゴスティーニ JAS/JAL MD-90 JA8063 1/400スケール JAL旅客機Collection 第62巻

こんにちは。

今回はデアゴスティーニJAL旅客機コレクションより、JAL/JAS MD-90をご紹介します。

今までMD-90は何回か登場していますが、今回はJASの3号機とJALのサンアーク塗装を纏って登場です。

合わせて少しビックリな情報を知りましたので、記事の最後におまけで書きたいと思います。

最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

 

では1機ずつ見ていきましょう。

先ずはJASの3号機から。

皆様ご存じの通り、JASMD-90は7種類のレインボー塗装が存在しておりそのデザインは映画監督の黒沢明氏が手掛けたことで有名です。

 

横から。

JASらしいレインボー塗装が綺麗ですね。

塗装ムラ、かすれなども無く綺麗に塗装されています。

ただノーズギアの部品が大きいせいで機体が頭上がりになっているのが気になります。

これは以前登場したMD-90もそうなので直りそうもないですね。

 

後ろから。

デアゴスティーニは個体差が激しく、ハズレを引くとかなり酷いクオリティーですが今回は大丈夫そうです。

いや、右エンジンの「MD-90」の印刷位置がおかしいか?

 

機首付近。

コックピット下のストレーキが再現されているのは素晴らしいですが、ギアドアが大きすぎますね…

それのおかげでギアのサイズ感がおかしくなっています。

 

機体後部です。

左エンジンの「MD-90」のロゴは良い位置に印刷されてますね。

 

真後ろから。

おぉ!

この個体はエンジン、垂直尾翼の取付位置がしっかりしてます!!

ちなみにハズレを引くとこんな感じです↓

雲泥の差ですよね…

このモデルの詳細は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

上から。

主翼上の機番と「JAS」ロゴはしっかり印刷してあります。

機番は「JA8063」ですね。

 

お次はJALのアーク塗装を見ていきましょう。

JASの方は比較的安定したクオリティーでしたがこちらはどうでしょうか?

 

横から。

ノーズギアが大きい事による頭上がりは仕方ないですが、造形や塗装はこちらも良さそうです。

アーク塗装のMD-90もかっこいいですね。

実機はこんな感じです。

写真を撮りに行ってた頃はこればっかり飛んでいたので、私の中ではアーク塗装が一番記憶に残っています。

 

後ろから。

今回はハズレ個体を引かずに済んだみたいです。

全体的に良くまとまっています。

 

機首付近。

コックピット窓の再現はイマイチですが、JALロゴ等はバランス良く印刷されています。

L1ドアの横には日本国旗、ワンワールドロゴも再現されています。

 

機体後部。

アーク塗装も綺麗に印刷されています。

左右エンジンにある「Unicef」ロゴの位置も良いと思います。

 

真後ろから。

エンジンの取付角が若干曲がっていますがこれは許容範囲でしょう。

 

上から。

こちらの機番もJA8063なのでレインボー塗装と同じ機体でアーク塗装がモデル化されています。

これは良いセットではないでしょうか?

 

最後は2機一緒に。

今ではMD-90を日本で見ることは難しいですが、本当にカッコいい飛行機です。

アーク塗装のMD-90は持ってなかったので、これが初めてのモデルとなりました。

 

62巻まで発売されてDC、MD系の塗装バリエーションが揃ってきたので並べて飾るのが楽しいですね。

他のモデルの詳細は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

ja0205y.hatenablog.jp

ja0205y.hatenablog.jp

 

いかがでしたでしょうか。

今回はハズレを引かず比較的安定したクオリティーでしたね。

アーク塗装のMD-90が初めてコレクションに加わり満足な62巻となりました。

気になる方は是非お早めにお買い求め下さい。

 

次回もよろしくお願いします。

 

 

~おまけ~

冒頭でも触れましたがSNSを見てたら気になる情報を入手しました。

なんと今まで発売されたデアゴスティーニ JAL旅客機コレクションの金型を流用してモデルを発売するメーカーが現れたようです。

ソースは以下のURLとなります。

www.yesterdaysairlines.com

上記記事は2021年の4月に公開されていますので、だいぶ前から情報は流れていたようで私は知りませんでした。

記事の内容を要約すると、NG Model社が親会社の「Jet Hut」というエントリーモデルを発売するメーカーが登場しました。

価格は30~40ドル程なので日本円で4000~5000円程度の安い価格となるようです。

確かに金型はJALデアゴスティーニのおかげで既に様々な機種が存在していますので、安くモデルを製造できるわけです。

顧客ターゲットはコレクションをこれから始める10代の若年層、中国、インドネシアなどの低所得層だそうです。

故にNG Model社の見解では、同社の60~70ドル程度のモデルをコレクションしている客層とバッティングせず、新しい顧客層を生み出そうとしているようです。

既に同メーカー初となるヴァージンのB787が予約を開始しているようで価格は定価で45ドルほど。

www.yesterdaysairlines.com

そのモデルも上記記事を見れば概要が分かります。

塗装はJAL旅客機コレクションと比べると少し向上しているようですが、造形は全く同じクオリティーですね。

まだどのショップがこのモデルを取り扱うか正式に発表されておらず、日本で発売されるか分かりませんが今のところezToysでは購入できるようです。

 

新しいメーカーが登場することは嬉しいことですが、コレクターとしては少し複雑な思いです。

私個人のこだわりですが、コレクターとしてはやはり航空機メーカーや航空会社からライセンスを取得した正規品を購入したいです。

しかしここ最近はJC Wings、Phoenix、NG Modelといったエアラインからの商標使用許可を取らずにモデルを販売するメーカーが大きくなっています。

出来ればGemini JetsやHelpa、Hoganといった正規品をコレクションしたいものです。

しかしこれらメーカーはライセンス取得にお金がかかり販売価格でも不利になってしまいますし、毎月発売できるモデルも限られてしまいます。

 

デアゴスティーニJAL旅客機コレクションはJALからライセンス取得をしていますので安心して買っていましたが、なんとそのモデルを作っているメーカーが非正規品を発売し始めました。

今まで正規品だと思って買っていたモデルのお金が、非正規品モデルメーカーを育てる事になっていたのです。

考えすぎだとは思いますが、正規品を好んで買っていたコレクターを欺くようなことになっていませんでしょうか?

さらにJALは商標利用許可を出しているのでこれを許しているという解釈もできます。

ということはエアライン側の見解としても、非正規品がかなり流通している現在のモデル業界を良しとしていると捉えることもできます。

この流れを見るとこれから先、正規モデルメーカーは厳しい状況に追い込まれてしまいますね…

まぁJALUL的にはあくまでもデアゴスティーニに対して商標使用許可を出していて、その先のJet Hutには関与してないというでしょうけどね…

 

私は今までできる限り正規品を買うようにしていましたが、今回の件でどうでも良くなってしまいました泣

これからはJCやNG、Phoenixにも手を出していきたいと思います。

飛行機モデル業界の健全化を願っていましたが無理そうですね。

 

こんな感じでで私の独り言でした。(もはや自己満の域ですね笑)

コレクターの皆様はどう思われますか?

 

 

デアゴスティーニ JAC SAAB 340B JA001C 1/400スケール レインボー&サンアーク塗装 2機セット JAL旅客機Collection 第54号

こんにちは。

今回はデアゴスティーニ 旅客機コレクションのJAC SAAB 340Bをご紹介します。

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小型機なので2機セットとなっています。

塗装は旧レインボー塗装とサンアーク塗装が再現されています。

それでは1つずつ見ていきましょう。

 

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まずはレインボー塗装から。

3000円という価格で2機セットなので、まぁこんな感じのクオリティーになるかなという感想ですね。

塗装は安定していますが造形は微妙です。

 

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定規で大きさを測ると約4.5cmでした。

低価格でこのサイズのモデルに精密さを求めるのは酷かもしれません。

 

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後ろから。

機番はJA001Cです。

造形はイマイチですが、塗装が意外と良くできているのが救いですね。

レインボー塗装も綺麗に再現されています。

 

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正面から見るとよく分かりますが、パーツの取付角がおかしなことになってます。

ノーズギア、左のメインギアは傾いており、右の水平尾翼は変な方向を向いてます。

コックピット窓の印刷も斜めってしまってます。

 

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よく見ると変なところが目につきますが、ケース内で飾っておく分には一応JACのSAABだと分かるのでヨシとしましょう。

 

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お次はサンアーク塗装を見ていきましょう。

先ほどのモデルよりは少しマシですかね・・・

 

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横から。

塗装はまずまずですね。

ノーズギアが大きすぎるのは仕方ないですが、顔周りの造形はもう少し頑張ってもらいたいです。

造形がイマイチでコックピット窓の印刷も雑なのでサーブの面影が無いですね・・・

 

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後ろから。

この機体の機番はJA001Cなので先程のモデルと同一モデルです。

垂直尾翼のサンアークや、胴体のJALのロゴの印刷は綺麗にされています。

 

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サンアークの方はレインボー塗装に比べるとパーツの取付が正しくされているので、不自然さは少なくなっています。

 

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340B、YS-11、Q300、Q400がラインナップされて離島路線を結ぶプロペラ機が1/400スケールで並べることができます。

確かにクオリティーに関しては完璧とは言えないモデルはありますが、3000円という価格でこうして色々な塗装のプロペラ機を並べて楽しむことができるのがデアゴスティーニの良さかもしれませんね。

この先GeminiやJAL特注で1/400スケールモデルが発売される可能性はかなり低いので・・・

 

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いかがでしたでしょうか。

クオリティーはイマイチでしたが塗装は比較的安定しており、何よりサーブの機体が1/400スケールで手に入るという事が一番大きいポイントだと思います。

気になる方はぜひお早めにお買い求め下さい。

 

次回もよろしくお願いします。

 

 

デアゴスティーニ SWAL(南西航空) B767-300 JA8267 1/400スケール JAL旅客機Collection 第55号

こんにちは。

今回はデアゴスティーニJAL 旅客機コレクション 南西航空 B767-300のご紹介です。

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1/400スケールではモデル化されることが珍しい機体の登場です。

恐らくクロスウイング特注の3機セットに入っていた以外は今まで発売されていないかもしれません。

そんなモデルが安く手に入るというのはデアゴスティーニの良さですね。

 

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横から。

オレンジの塗装が目を引くJTAの前身である南西航空ですが、この航空会社は那覇をベースに沖縄の離島を結ぶ路線を運航しています。

B737YS-11の印象が強いですが、羽田=宮古線の開設にあたりJALからリースしたのがこのB767だったようです。

導入されてから数か月後にはJTAに社名変更したため、この塗装で運用されたのは10ヵ月ほどでした。

そんな珍しい塗装がモデル化されたのですが、クオリティーは・・・

厳しく言うと酷いです・・・

 

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今までこのシリーズを買ってきて部品の取付角が変だったり、塗装のズレ等があっても我慢してきましたが今回は流石に酷すぎます。

41号のMD-90が特に酷かったですが、あれでも返品しませんでした。

理由は普通に置いておく分には何とか見れる状態だからです。

(そもそも安いモデルでゴチャゴチャ言うなという感じですのでね・・・)

しかしこれは違います。

明らかに全体の塗装がくすんでおり、クリアー層が吹かれていないか剥げているような仕上がりになってます。

遠くから見ても違和感があります。

写真だと分かりにくいですが機体中央部が酷いです。

表面のツルツル感は無く、塗装は剥げています。

ここまで酷い塗装はコレクター人生で初めて見ました。

MD-90の詳細は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

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反対側も同様にヤスリで擦ったような感じになってます。

 

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主翼もザラザラしており塗装ムラがあります。

 

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垂直尾翼の塗装です。

前縁部分に塗装ハゲが見られます。

垂直尾翼のデザインは各社の顔ともなる場所で個人的に重要だと感じる部分なので、さすがにここまで塗装ハゲ+シラっちゃけた仕上がりだと困ります。

 

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裏を見ると右のメインギア周りの仕上げも酷いことになってます。

一度外れたのを再度取り付けたかのようなチリ合わせに、その周りに飛び散る塗料。

胴体にまで黒いスレが入ってます。

 

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後ろから。

全体的な造形はまずまずで価格なりという感じです。

機番はJA8267でした。

 

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造形はまずまずなんですが、塗装はやはり最悪。

レドームの黒い部分は下を向いてますし、重要なオレンジのラインは歪な形をしています。

 

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参考に同封のマガジンに載っていた実機写真を見て下さい。

モデルと比べると胴体からレドームにかけてのラインの曲がり方がおかしいです。

 

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酷いのは塗装だけでなくパーツの取付もです。

先ほどのメインギア周りの処理の雑さに加えて、明後日の方向を向いているノーズギア。

サーブやQ400などの小型機でこうなるのは仕方が無いと思えますが、B767でやるのはアウト。

細かいことを言えば垂直尾翼も若干斜めに取り付けられています。

 

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いかがでしたでしょうか。

ここまで何もかも酷いモデルはコレクター人生で初めてです。

一応価格は3100円で、JAL旅客機「コレクション」という商品名の通りディスプレイ向けモデルなはずです。

このレベルなら1000円でも値上げして、塗装やパーツの取付精度くらいは安定させて欲しいです。

ちなみにアシェットの国産名車プレミアムコレクションは4000円であのレベルですからね?

ja0205y.hatenablog.jp

コレクター人生で初めて返品、交換対応をお願いしました。

コールセンターは繋がらないかと思いきや2分30秒待っただけで繋がり、あっさりと代替品を送りますとのことで対応してもらえました。

ここは流石大手と言うべきか・・・

次号はTDAのA300ということですが、既に正規品を所有してますので購入は見送ります。

この先ラインナップされるモデルの品質が安定する事を望むばかりです。

 

また代替品が届き次第、追記したいと思います。

次回もよろしくお願いします。

 

~~~~追記~~~~

交換を依頼していたモデルが届きました。

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先に結論を言いますと、新たに来たモデルもクオリティーは酷いです。

何故この巻だけここまで仕上がりが酷いのか疑問です。

 

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横から。

既に右側エンジンの取付角がおかしいのが分かりますが、自分で購入したモデルと比べて交換品が良くなった所は全体的にくすみがかっていた塗装が明瞭になったことだけ。

こうして全体を見ると修正されているのでは?と思ってしまいますが細かく見ると様々な箇所に難点があります。

 

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先ずはレドームの黒い部分の塗装。

最初のモデルより酷くなってます・・・

明らかに大きさ、位置がおかしいです。

また新しいモデルはノーズギアが正面を向いて取付されてました。

 

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より近くで見ると雑さが分かります。

2回塗装されたのか?と思うくらいズレてます。

黒いレドーム部とオレンジのラインは繋がるべきですが途中で止まってます。

 

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メインギア周りです。

ノーズギアが真っすぐに取付されたと思ったら今度は左のメインギアが明後日の方を向いてしまいました。

さらに主翼と胴体の取付部分に段差があるのが分かりますでしょうか?

 

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前から見るとチリが合ってないのが良く分かります。

 

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下がズレてるのでもちろん上もズレてます。

胴体と主翼の間に隙間が・・・

 

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主翼部品がズレてるだけでなく、その下には塗装欠けもあります。

 

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後ろから。

こうして遠目で見ると普通に見えますよね。

でも垂直尾翼の部分をよく見ると・・・

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胴体から垂直尾翼に繋がるオレンジラインがズレてるのが分かるでしょうか?

垂直尾翼のオレンジ塗装も濃い部分と薄い部分で分かれてます。

まるで素人モデラ―が塗装に失敗して筆で塗り直したような仕上がりになってます。

 

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胴体と垂直尾翼のオレンジ塗装がズレてるのは垂直尾翼自体の取付がズレてるからです。

垂直尾翼が正規位置より前についてるのでそりゃ塗装もズレますよね・・・

 

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テールコーン周りの塗装も酷くなってます。

塗装ムラ、塗装ハゲのオンパレード。

これでも一応交換品ですよ??

 

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特に理解できないのが機体下部のシルバー塗装に色ムラがあること。

塗装自体のムラもありますが、シルバー塗装の上部が濃くて中央部分から下が薄くなってます。

色が違うせいでここにラインが1本ある様に見えます。

 

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最後は自分で購入したモデル(下)と交換品(上)と一緒に。

正直、どっちもどっちなクオリティーです・・・

 

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いかがでしたでしょうか。

55号だけどうしてここまでクオリティーが低いのか分かりません。

今までこんな事はありませんでした。

交換品で送られて来たモデルがこのクオリティーなので、これ以上何か言っても変わらないと思いますからこれ以上アクションを起こすつもりはありません。

このクオリティーのモデルがデアゴスティーニから交換品として送られて来たという事は、デアゴスティーニとしてはこの程度のクオリティーでOKを出しているという事になります。

「おもちゃ」ではなく「コレクション」を謳っている商品でこのクオリティーをメーカーとして良しとするのはいかがなものでしょうか?

3000円という価格であれば塗装だけでも「普通」のクオリティーに仕上げられるはずです。

この価格で造形も塗装もダメとなるとどこにコストをかけてるのか謎です。

飛行機ファン、モデラ―にとって非常に魅力的なシリーズであることは間違いないので、どうかこの先はある程度のクオリティー維持はお願いしたいです。

 

残念なレビューとなってしまいましたが、次回もよろしくお願いします。

 

 

ヘルパウィングス アントノフ航空 An-225 ムリーヤ UR-82060 1/400スケール 562287

こんにちは。

今回はヘルパ製のアントノフ航空 An-225をご紹介します。

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初めて見る方は「なんじゃこりゃ!」と思われるでしょう。

私も初めて見た時はそんなリアクションをしたので大丈夫です。

最初はコラ画像かな?と考えて調べてみたら本当に「An-225」という型式の飛行機が存在していました。

そんな何もかも桁違いな飛行機が1/400スケールでモデル化されています。

 

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横から。

今まで当ブログでご紹介した飛行機モデルと比べても明らかに大きさが違うことが分かると思います。

ここまで引いて撮影するモデルは初めてです。

この飛行機について簡単にご紹介すると、実機は全長84m、全幅88mと「史上最長」、「史上最も重い飛行機」となっています。

愛称はウクライナ語で「夢」を意味する「ムリーヤ」です。

搭載できる貨物は最大250tで、その際の離陸重量は640tになるようです。

エンジンは「D-18T」を6発搭載しています。

こんなバカデカい鉄の塊が空を飛べるというのは本当に不思議なものです。

 

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後ろから。

残念ながら実物は見たことが無く、ネットに載っている画像からの判断となってしまいますが造形は良くできていると思います。

塗装も所々つぶつぶが見られますが概ね良好です。

 

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ド迫力のH字型の垂直尾翼です。

「ANTONOV AIRLINES」のロゴも綺麗に印刷されています。

 

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片側7脚、両側で14脚の凄い数のメインギアです。

ギアの重量だけでかなり重そう・・・

レジ番は「UR-82060」です。

 

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合計6発のエンジンです。

ブレードは抜けていませんが、造形で再現されています。

エンジン6発をぶら下げるのに主翼はどれほどの強度が要求されるのでしょうね。

 

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すごい迫力です。

実物を見てみたい・・・

 

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機体上部のこの2つのコブは何でしょう?

ご存じの方がいらっしゃれば教えて下さい。

 

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機首の細かい印刷類は字が潰れることなく綺麗に仕上がっています。

重要な顔の造形は良く出来ているのではないでしょうか。

 

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真正面から。

モデルであっても「史上最大」の風格を纏っています。

 

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ノーズギアは2脚あり、これも他の飛行機では見ないレイアウトですね。

 

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モデルの全幅は約22cmありました。

重さは約500gです。

こんなに重い1/400モデルは初めて手にしました。

 

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全長は約21cmです。

1/400スケールモデル界隈においてももちろん最大です。

1/400でこのサイズなので、1/200で作ったら大変な大きさになりそうです。

 

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最後は同スケールの飛行機と比べてみましょう。

B737-800と国産旅客機のYS-11を隣に並べてみました。

この2機種も決して小さい訳ではありませんが、もはや親子のような感じですね。

スカイマークB737の詳細は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

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お次は最大同士で並べてみました。

「旅客機」最大のA380です。

機体構造の最後方を揃えて並べており、全長はムリーヤが勝っていますが迫力はA380も負けてはいません。

さすが旅客機最大の称号を持っているだけあります。

(余談ですが旅客機最長はB747-8です。そのモデルは以下URLからどうぞ↓)

ja0205y.hatenablog.jp

 

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最後は同じアントノフのAn-125 ルスラーンと一緒に。

ルスラーンも大きい貨物機ですが、ムリーヤを前にすると少し小さく見えますね・・・

 

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いかがでしたでしょうか。

1/400スケールとなっても堂々たるサイズ、重さのムリーヤでした。

日本にも飛来実績があり、ハイチ地震の際は防衛省がチャーターしたこともあったようです。

その他にも大型貨物輸送、大量輸送を担う貨物機として世界を飛び回るムリーヤですが、ウクライナにおけるロシア空軍の空爆により損傷したとのことです。

今の状況が収まったら修復して再び飛行できるようにすることなので、それを期待したいですね。

 

モデルは数が少ないですが、今でも中古で購入は可能だと思います。

少しプレ値が付いて10000円以上で取引されているようですが、気になる方はぜひ手に入れてこの迫力を味わってみてはいかがでしょうか。

 

次回もよろしくお願いします。

ヘルパ サウディア B787-9 1/400スケール No.5156

こんにちは。

今回はヘルパ製のサウディア B787-9をご紹介します。

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確かクロスウイングの2020年福袋に入っていたモデルだったと思います。

サウディアはサウジアラビアの航空会社です。

福袋に入っていなければ自分からは買わないようなモデルです。

もちろんこの航空会社をコレクションに加えるのは初です。

 

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横から。

皆さんご存じの通りB787は飛行中主翼が大きくしなるため、それをモデルでも再現することがあり、地上形態、飛行形態と分けて発売されることがあります。

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このモデルも例によってどちらの形態もラインナップされているようです。

今回入手したモデルは地上形態ですね。

 

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ちなみに飛行形態はこの様に主翼がしなる感じを再現しているので、スタンド無しで置いて飾るには少し微妙なところがあります。

このモデルの詳細は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

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後ろから。

造形、塗装精度は高いですが細かな部分の再現がされておらず、スッキリした仕上がりとなっています。

 

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機番さえも印刷されていませんでした。

恐らくこの機体が就航する前に企画・販売されたか、価格を抑えるためにあえて細かい印刷を省いているのだと思います。

 

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エンジンのブレードはしっかりと抜けていました。

 

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機首付近も細かな印刷が無いためツルツル感だ出てます。

ただヘルパ製ではあるのでそれ以外の仕上がりは良好だと思います。

 

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やはり置いて飾るなら地上姿勢のモデルを買うべきですね。

B787のモデルを買おうとしている方は十分注意してください。

 

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パッケージも簡素化されています。

 

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いかがでしたでしょうか。

ヘルパ製とはいえ細部の再現がされていないモデルなので、確かに自分で買うことは無いでしょう・・・

福袋に入れられる理由が分かる気がします。

サウディアのB787が欲しいという方は別のモデルを探した方が良いかも?

 

次回もよろしくお願いします。

デアゴスティーニ JAS MD-87 JA8278 1/400スケール JAL旅客機Collection 第43巻

こんにちは。

今回はデアゴスティーニ JAL旅客機コレクション MD-87のご紹介です。

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MD-87はJALのアーク塗装でも活躍していましたが、今回はJAS時代のレインボー塗装を纏って登場です。

2008年にJALにて全機退役となり日本の空からは姿を消しましたが、後方にエンジンを2発搭載した特徴的なスタイルからまだ記憶に残っている方も多くいるのではないでしょうか?

 

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横から。

この巻は全体的に良くできていて造形、塗装共に綺麗に仕上がっています。

横から見ると胴体が短く見えますが、MD-87はMD-81の胴体を短縮して航続距離を長くした派生型となっています。

 

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後ろから。

エンジン後方搭載、T字翼の採用はMDシリーズの大きな特徴ですね。

このレイアウトを採用することで、エンジンの主翼吊り下げ式機体と比較すると高さを低く抑えることができ、地方空港ではタラップ車等の補助を受けずに乗客の乗り降りができます。

 

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実際にこの機体もL1ドア下にエアステア(内臓タラップ)を装備しています。

それがモデルでも再現されており、L1ドア下にステアの格納部分が確認できます。

テールコーン下部にもエアステアが装備されており、前方、後方から乗り降りができたみたいです。

その他にも塗装やコックプット下のストレーキの再現がしてあり、モデルとしてのクオリティーは高いと思います。

ノーズギアが少し大きめなのはサイズの小さい機体ですので仕方が無い部分だと思います。

 

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機体後方です。

機番はJA8278で、1988年に登録されたようでJAS時代におけるMD-87初号機だそうです。

MD-87は細長いJT8Dエンジンを搭載しています。

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MD-90のエンジンに比べると太さが違いますね。

MD-90の記事は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

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最後にTDAのMD-81と並べてみましょう。

こうしてみると胴体の長さはだいぶ違いますね。

それにしてもMDシリーズ×レインボー塗装は本当に愛称が良いですね。

カッコいいです。

 

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いかがでしたでしょうか。

モデル自体は良くできていると思います。

恐らくJC WingsやPhoenixが発売しない限り、この機体の1/400スケールが購入できる機会はこの先無いと思うので気になる方はお早めにお買い求め下さい。

 

次回もよろしくお願いします。

 

 

ジェミニジェット アメリカン航空 B777-300ER N719AN 1/400スケール GJAAL1329

こんにちは。

今回はGemini Jets製のアメリカン航空 B777-300ERをご紹介します。

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だいぶ前に購入したモデルで、あまり展示もしてなかったので所有していたことも忘れていました・・・

スケールは1/400スケールです。

 

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横から。

相変わらずb777-300ERは大きいですね。(約18㎝あります)

塗装は現行塗装となっています。

確かこの塗装が登場した時に、かっこよさに惹かれてこのモデルを購入した記憶があります。

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機体はB777-200ERでご紹介しているモデルとは機種が違いますが、実際はこんな感じの塗装です。

普通にかっこいいですよね?

一つ前のポリッシュドスキン的な塗装もいいですが、私は現行塗装が好みです。

 

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後ろから。

造形、塗装の仕上がり共に問題ありません。

少し前のモデルですが流石ジェミニ製のモデルです。

アンテナの再現もしっかりされています。

 

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アメリカ国旗を模した垂直尾翼の塗装デザインが良いですね。

機番は「N719AN」となっています。

 

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全体的に良くできていますがエンジンファンは抜けてませんでした。

そこまで古いモデルではないのでここはもう少し頑張って欲しいところ。

 

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機首付近。

他メーカーのB777シリーズのモデルも同じような印象を受けるのですが、ノーズギアが長すぎませんかね?

ギアが短すぎてエンジンが接地してしまうのも嫌ですが、Geminiならもう少し調整してこだわってもらいたい気もします。

 

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細かいところを見ても塗装、部品の精度等は綺麗にできてますね。

 

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パッケージはこんな感じです。

 

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いかがでしたでしょうか?

6000円という購入価格に相応しいクオリティーだと思います。

気になる方はぜひ購入してみて下さい。

 

次回もよろしくお願いします。

ジェミニジェット スカイマーク B737-800 JA737Y 1/400スケール

こんにちは。

今回はスカイマークB737-800のご紹介です。

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このモデルも数年前のクロスウイング福袋に入っていたモデルです。

メーカーはジェミニジェットで、スケールは1/400です。

もちろんダイキャスト製。

 

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横から。

スカイマークB737は何回か福袋に入っていたことがあったので、ウィングレットのロゴ違いで複数個所有しています。

チェリーロゴの入ったウィングレットを装備した機体は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

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後ろから。

最近デアゴスティーニのモデルばかり見ていたので、久しぶりに普通のモデルを見るとクオリティーの高さに驚きます。

造形、塗装、アンテナ類の再現など全て素晴らしいです。

やはりお高いモデルだけあります。

 

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後方部です。

恐らく製造工程上仕方ないとは思うのですが、ラダー部と胴体の間の隙間が気になりますね。

大型機のモデルでこれをやってしまうとマイナス点ですが、小型機のモデルなのでここは目をつぶるしかないと思います。

「JA737Y」という機番のB737がモデル化されています。

ウィングレットを見て頂けるとお分かりになると思いますが、どうやらこの機体は導入当初はウィングレットのロゴは無しで就航していたみたいです。

現在は両方のウィングレットにハートのロゴが入っていますが、右側のウィングレットだけハートロゴを付けて飛んでいたこともあったみたいです。

 

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機体前方部です。

アンテナ類の再現、細かい塗装まで施してあります。

ギア周りの処理も上手く、不自然に頭が上がったりもしていません。

 

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パッケージはこんな感じです。

このモデルはクロスウイングの企画品ですので、通常のジェミニのパッケージとは異なります。

 

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後ろには機体諸元が書かれています。

 

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いかがでしたでしょうか。

流石はジェミニ製のモデルで、全てにおいて高い完成度です。

旅客機モデルはジェミニを買っておけばやはり間違いないです。

このモデルも十分オススメできますので、気になる方はぜひ購入してみて下さい。

 

次回もよろしくお願いします。

SMAモデル PSA B737-200 N382PS 1/400スケール

こんにちは。

今回はSMAモデルのPSA B737-200をご紹介します。

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中々マニアックなモデルですが、私自身が購入した訳ではなく数年前のクロスウイングの福袋に入っていたモデルです。

 

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横から。

B737-200はB737シリーズでも初期の飛行機で、B737クラシックと呼ばれる-300、-400、-500以前のものです。

胴体もずんぐりむっくりしていて愛らしいプロポーションとなっています。

 

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後ろから。

レジ番はN382PSです。

「N」から始まるのでアメリカの機体です。

PSAという航空会社もこのモデルを手にして初めて知ったのですが、Pacific Southwest Airlines (パシフィックサウスウエスト航空)というらしいです。

1987年にUSエアウェイズと合併したようです。

したがって現在運航中のサウスウエスト航空とは異なります。

 

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機首付近です。

コックピット下に口のようなものがペイントされており、笑っているように見えます。

これは実際に口を模擬しており、PSAのスローガン「最もフレンドリーな航空会社」からきているようです。

面白いですね。

 

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エンジン回りです。

このバイパス比の低そうなエンジンがいいですね。

(実際に低バイパス比です。)

これだけで最近の旅客機ではないことが分かります。

 

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B737NG(Next Generation)と呼ばれるB737-800と一緒に。

こうして見るとB737もだいぶ大型化してますね。

スカイマークB737は以下URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

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いかがでしょうか?

SMAモデルというのは初めて手にしましたが、塗装、造形共に綺麗に仕上がっています。

ただこのモデルを欲しがるコレクターが国内にどの程度いるか分かりませんが、気になる方はぜひどうぞ。

 

次回もよろしくお願いします。

クロスウイング 福袋 2022年 旅客機模型 1/400スケール

こんにちは。

今回はクロスウイングの2022年 福袋をご紹介します。

 

例によって今年も1/200、1/400スケール等の福袋が発売されましたが、もちろん1/400スケール福袋を購入。

12月の初旬に予約が開始となり、限定30個?でした。(記憶が曖昧です...)

かれこれ何年も買っているので、毎年恒例の福袋です。

その予約していた福袋が本日届きました。

去年の福袋が気になる方は下記URLからどうぞ↓

ja0205y.hatenablog.jp

 

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去年は普通の段ボールで届きましたが、今年は白いクロスウイングロゴ入りの箱で来ました。

やっぱりこの箱の方がテンションが上がります。

 

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開封です。

ピーチのロゴを見つけて今年の勝利が確定しました。

未だにピーチの通常塗装のモデルをもってなかったのでこの段階で既に嬉しいです。

さらに他のモデルを見ると、なんと全部ジェミニ製ではありませんか!

 

上の紙を除けてさらに下のモデルを見ると・・・

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?????????

本当ですか?

クロスウイングさん、本気ですか??

 

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え?

まさか全部ジェミニ??

 

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はい、なんと全部ジェミニ製・・・

合計5個のモデルが入っていました。

今年は完全勝利な福袋でした。

というか今までで一番当たりの内容ではないでしょうか??

入ってたモデルをまとめると↓

・Gemini jets Atlas Air B747-400F [GJGTI2012] ¥8140

・Gemini jets Peach A320 [MM4006] ¥5500

・Gemini jets Hawaiian Airlines A312NEO [GJHAL2011] ¥6600

・Gemini jets Qantas B787-9 [GJQFA1995] ¥7480

・Gemini jets UPS B747-8F ¥8250

以上となります。

価格はTop Gunというショップでの定価です。

合計¥35970のモデルが入っていたことになります。

福袋の価格は¥11000なので¥25970分得をした計算です。

貨物機が2つ入っているので、貨物に興味が無い人には少し残念な内容かもしれませんが、私はコレクション対象にしているので大当たりです。

(予約段階で貨物機が入っているという記載がありました。)

今年から貨物機が入り始めました。

小型、中型、大型機とバランス良く入っているのもポイント高いですね。

クロスウイングさん、また来年も購入させていただきます。

各モデルの詳細はまた後日記事にしていきたいと思います。

 

いかがでしたでしょうか?

毎年恒例の福袋ですが、やはり何が入っているか分からないこのワクワク感がいいですね。

しかも自分で買おうとしていたモデルが入っているとさらに嬉しいです。

飛行機モデルの福袋はクロスウイングさんしかやっていないので、これからも販売し続けてもらいたいです・・・

今年はすでに完売しているので、気になる方は来年の福袋を買ってみて下さい。

来年の福袋も楽しみです。

 

次回もよろしくお願いします。

 

 

 

デアゴスティーニ JAS/JAL MD-90 JA006D/JA807D 1/400スケール JAL旅客機Collection 第41巻

こんにちは。

今回はデアゴスティーニ JAL旅客機コレクションよりJAS/JAL MD-90のご紹介です。

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前回MD-90が登場した時はJASの1号機塗装でしたが、今回は2機セットでJAS 2号機と鶴丸塗装の登場です。

ja0205y.hatenablog.jp

JASの2号機が1/400スケールで手に入るのは嬉しい限りですが、これをもってJALデアゴスティーニを全巻買うのをやめようと思った41巻目でもあります・・・

ではなぜそう思ったのか、詳細を見ていきましょう。

 

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まずはJAS 2号機塗装から見ていきます。

こうやって見ると造形、塗装は綺麗に再現されているように見えます。

 

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横から。

1号機のご紹介をした時にも指摘しましたが、ノーズギアが大きくて頭が上がってしまい、尻下がりの様に見えます。

 

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機首付近です。

2号機はこの塗装をデザインした黒澤監督のサインが入ってます。

かっこいいですよね。

 

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コックピット下のストレーキも再現されています。

ただ、やはりノーズギアが全体に比べると大きいです・・・

 

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後ろから。

機首前方から後ろまで伸びるレインボー塗装が良いですね。

シンプルですが、美しいデザインです。

MD-90のプロポーションにばっちり合っています

 

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ラダーの可動部も再現されています。

実機にもありますエンジンナセルの「MD-90」ロゴも再現されています。

酷い塗装ムラが無いのもデアゴスティーニの意外とすごいところです。

 

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JASMD-90はこれで1、2号機がモデル化されました。

残りの巻数で7号機まで全てラインナップしてくれるのを期待しています。

 

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お次は鶴丸塗装です。

このモデルをもってして、このシリーズのフルコンプを諦めました。

こうやって見るとそんなに悪くはないんですけどね・・・

 

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横から。

こちらもノーズギアが大きいがために尻下がりになっています。

この現象は小型機の再現、3000円という価格を考慮すると仕方ないので我慢できます。

では何がダメかというと・・・

 

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この鶴丸の印刷ズレです。

塗装ムラが無いのはすごいですが、水平が出ていない印刷はよろしくないです。

ここまで曲がってしまうと普通に見ても違和感を感じます。

さらにエンジン、水平/垂直尾翼にも何か違和感を覚えませんか?

 

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その通りです。

真後ろから見ると一目瞭然。

ここまで酷いモデルは初めて見ました。(Ftoysの菓子付き玩具でもここまでは無いと思います・・・)

右エンジンは右下寄り、左エンジンは左上寄り、「垂直」尾翼は左斜めに付いてます。

おかげで「水平」尾翼も左に傾いてます。

 

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斜め後ろから。

水平/垂直尾翼の変な取付角のおかげで、ここから見てもヘンテコな感じになってます。

左エンジンのユニセフロゴどこに印刷してんねんって話ですよ・・・

 

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機首付近

顔の造形、コックピットの印刷もイマイチです・・・

しかめっ面になってます。

本物はもっとマクダネルダグラス顔でイケメンですよ。

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アーク塗装の写真しかありませんが、参考に張っておきます。

 

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最後は2機一緒に。

JASの方はまだマシですが、鶴丸の方は酷かったですね・・・

 

いかがでしたでしょうか?

JASのクオリティーのまま鶴丸の方も作ってくれたら文句はないんですが、こちらは私の許容範囲を超えてしまってます。

まだご紹介してない巻でも塗装が酷い物があり、今回をもってフルコンプを諦めました。

早速42巻は買ってません。(すでにPhoenix製で所有しているため)

とはいえ、モデル化されていない物がこれからもラインナップされていくと思うので、ほぼほぼ買ってしまいそうですが・・・

今回のモデルは個体差による不良かもしれませんので、次回からはしっかり書店で確認してから買います。

通販はこういうことを防げないという事を学びました。

 

次回もよろしくお願いします。

 

 

クロスウイング 福袋 2021年 旅客機模型 1/400スケール 

こんにちは。

今回はクロスウイングから発売された旅客機モデルの2021年福袋をご紹介します。

この福袋は毎年買っていますが、とても開封が楽しいです。

如何せん旅客機モデルの福袋なんてクロスウイングくらいしかやってないので買うのは当たり前になってますね・・・

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今年は普通の箱で届きました。

去年までは白のクロスウイングロゴが入った箱だったのですが・・・

クロスウイングの福袋は通販で購入できるのが良いですね。

毎年12月の中旬あたりからホームページで予約が始まります。

ちなみに1/400スケール福袋の他に、1/500、1/200、スケールごちゃまぜ福袋があります。

ご存じの通り、私は1/400スケールをメインで集めているのでそのスケールの福袋を購入。

 

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箱を開けてみると中には福袋が!

なるほど、こうするために外箱は普通の箱になったんですね。

去年までは箱を開けるとそのまま模型が入ってました。

これじゃ福箱じゃんと思ってましたが、今年はしっかり福袋ですね。笑

 

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少し覗いてみましょう。

おお!

Geminiの箱が3つも!

期待が高まります。

 

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中身を全部出してみました。

いやー・・・

今年は大当たりです!!

自分で普通に買おうと思っていたブリティッシュエアウェイズのA350が入ってました。

しかも狙っていた-1000です。

これだけでもうれしいのに、カタールB787も入ってます。

他のモデルに関しては欲しかったものではないですが、普段自分では買わないようなモデルが福袋では手に入るというのが面白いですね。

A321、A320等はなかなか自分では買いませんし、Spiritという航空会社も初めて知りました。

こうして航空業界の勉強も福袋を通してできるので楽しいです。

 

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早速ショーケースに並べてみました。

A350-1000ってこんなに大きいんですね・・・

長さは奥にいるB747とほぼ同じですよ。

スケールを統一して収集すると大きさ比べができるのも楽しいですよね。

にしてもA350は美しい機体ですね。

 

いかがでしたでしょうか?

まとめると、以下のモデルが今年の福袋に入ってました。

・Gemini Jets British Airways A350-1000 - ¥7590円

・Gemini Jets Qatar B787-9 - ¥7260

・Gemini Jets Spirit A321 - ¥5742

・JC wings 上海航空 A320 - 約¥4000

・Aero Classics Metropolitan CV440 - 約¥2500

・メーカー不明 American DC-3 - 約¥2500

「約」と書いてあるのはネット検索で出てきた価格を参考にしています。

なんと合計¥29592のモデルが入ってました。

福袋自体は送料込みで12000円なので、倍以上の値段です。

今年はさらに欲しかったモデルも入っていたので大満足です。

 

皆さんもぜひ来年は購入してみてはいかがでしょうか?

ここでご紹介したモデルはまた後日詳しく書きたいと思います。

次回もよろしくお願いします。

 

 

下のURLからクロスウイングさんのHPに飛べます

www.crosswing.co.jp